The Florida Project(2018)
by Sean Baker
※ネタバレあり
ムーニーとジャンシーが一生懸命走って辿り着いた場所は夢と魔法の王国ディズニーワールド。
物語の先が全くわからないままスクリーンのど真ん中に堂々としたシンデレラ城が映し出され、映画は終わる。
これが、マジカルエンディングらしい。笑
賛否両論とのことですが、この感動は何なんだろう??
それと同時に、なんで、なんでこんなに複雑な気持ちになるんだろうか。
ジャンシーの行動に勇気を貰うのと同時に、どうしても考えてしまう。
夢と魔法の王国は、大人が作った商業施設に過ぎないということを。
ディズニーワールドだって、
目と鼻の先で暮らす貧しい人達から目を背けお金のある人たちを楽しませるための施設なんだよおおお。
でも、絶対2人には幸せになって欲しいから私もディズニーという存在に懇願する。土下座する。今こそ、夢と魔法を使って!!!ってね。
でも、まぁ無駄だよね。
じゃあ本当の幸せはどこにあるんだろう。何が正義なんだろう?
結局、国の政策も、夢物語も世間から追い出された子どもを守れないのとしたら。
何にしてもムーニーにはお母さんが必要だと思う。
でもお母さんに必要なものは沢山あるから、お母さんにこそ手を差し伸べないといけないと思う。
私の意見はそんなとこ。
あなたはどうでしたか?
あと、あんまり関係ないけどさ
子ども時代って”大人になるための準備期間”じゃなくて、
この世界はむしろ、子どもたちのためにあるんじゃないかなって思う。
大人は子どもを守るためだけの存在なんじゃないかなあーーって。
わかんないけど、少なくとも私は子どものために生きたいと思ってる。
いい加減自分を子どもだと思わなくなった20代半ば。子どもの存在が特別で不思議で大切すぎるんだー。
みんなの子どもが幸せになりますように。
子ども時代を思い出させてくれたフロリダプロジェクト。
世界が子どもたちの笑顔で溢れますように。大人は多少いいよ。子どものために生きようぜ。
とりあえず今日はこのへんで。
以上!