うちの会社ではオフィスに出入りする時は必ず大きな声で「行ってまいります」なり「ただいま戻りました」なり言うことになってる。
体育会系でキモいと思われるかもしれないけど、私は好きな習慣。挨拶は大事だと思う。単純にお互いいい気持ちになるからね。
でも1年ぶりに本社に戻ったら入り口で挨拶しても、誰も返してくれないことが多くてびっくりした。
私がいじめられてるのかとも思ったけどそうではなく、出入りするとき挨拶してない人がほとんどになって、あの習慣がなくなりつつあった。悲しかったよ…。
だから私も挨拶を返されないのが寂しくて、どんどん小さい声になっていった。
「聞こえなかったんだ」と思えば恥ずかしくないから。
でも、それでいいんだろうか。
こんなことで自分を守っていて何になる?
その場で少し恥ずかしい思いをするだけなのに、なんてケチなんだろう?
少し恥ずかしくても、正しいと思えることをした方がよっぽど自分を誇りに思えるんじゃないだろうか。
小さい傷を恐れるがあまり、かえって自分が嫌いになってしまうんじゃないか。
これはいろんなことにも言える気がした。
正しいと思うことは行動に移さないといけない。
この会社で学んだことだけど、全てのものごとに自分なりの正義を見出し、それを基準に行動をすると自信に繋がるんだ。
自分を一番見ているのは自分だから、
自分を好きになるというより、自分に好かれる自分になるイメージで行きたい。
もちろん成長し続けるために過度な自信は禁物で、知らないうちに愚かな行動をしている可能性も考えなくてはならない。でも分かる範囲のことは愚直にやっていくべきなんだ。
私はまだまだだけど、いい方向に向かってる気がする。どんな状況でも最善を尽くすよう。
明日からは大きくはっきりと挨拶するから、見ててな、自分!
………まてよ、コロナで声出し禁止になってる?(笑)